10月28日(金)午後1:30から5:00まで東京都港区で開催されるアイソス主催「なぜなぜ分析セミナー」(講師:門岡淳さん)は、お陰様で本日満席(定員24名、4人×6チーム)になりました。ありがとうございました。
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5月2日に本ブログに掲載した門岡さんの出題の解答は下記のとおりです。
前回の解答から。4の「誤記のある出版物を刊行してしまった」が不適合であり分析対象です。要求事項は「出版物に誤記があってはならない」なのですから、不適合=分析対象が「誤記がある出版物を刊行してしまった」なのは当然ですね。
誤変換をした担当者が悪いと思いがちなので、2「担当者が誤変換をした」から分析を始めたくなりますが、3「校正主任が誤変換を見逃した」も悪いのです。そもそも1「大杉先生の悪筆」がなければ誤変換もなかったかもしれません。不適合は4と正しく認識し、なぜなぜ分析のスタートにしましょう。そして、1も2も3も含めて分析しましょう。大杉先生の悪筆の再発防止対策はないかもしれませんが。
(アイソス6月号86ページ掲載)
今回の出題は、私ども出版社にとっては非常になじみのあるテーマです。雑誌を発行する者にとって、一番あってはならない編集上の不適合は、氏名や組織名の誤記です。ですが、恥ずかしながら過去にやらかしたことがあります。すると、我々も反省して、「なぜなぜ分析もどき」をやるわけです。まず、「不適合は何か?」を議論し始めると、 「やっぱり、記事を書く編集者がまず名刺でチェックしなかったからじゃない?」「いや、校正をダブルチェックにしなかったからでは?」とかいった意見から話し合いがスタートして、結局、堂々巡りをしてしまった経験があります。スタートって、大事ですよね。
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前日掲載した門岡さんの出題の解答は下記のとおりです。
前回の問題の解答は、重要な順に2>1>3です。いろいろご意見はあるでしょうが、私はこの順番だと信じます。不適合を起こした原因を具体的に明確にするためには、経緯・事実関係をすべて掘り出さなければなりません。事実を関係者の記憶が薄れないうちに収集し、是正処置の必要性をみんなが感じているうちに分析しましょう。
(アイソス5月号86ページ掲載)
順番の一番最初の2というのは、下記の内容です。
2 ミスをしてしまった人が、責められると感じることなく、事実をありのままに話せるように、ミスした人を責めないことを約束し、そのことを行動で示す。
う〜ん、これって大変むずかしいことですよね。とくに、今までそういった空気がなかった会社は、リーダー自らが不適合申請を歓迎する宣言みたいなことをしなくちゃいけないのかもしれない。この点について、門岡さんは次のように語っています。
ミスした人をほめよう!
客観的な事実から明らかにできることは多くはありません。不適合の状況の多くは、失敗・ミスをした人しか知りません。ありのままを教えてもらわなければ、本当の原因・役立つ是正処置にはたどりつけません。
ミスした人・失敗した人は打ちひしがれています。責められると思えば本当のことを言いにくいかもしれません。ミスした人、失敗した人を責めてはいけません。ミスをしない人、失敗しない人はいないのです。私は、ミスをたくさん積み重ねてきました。自分の失敗を棚に上げて人のミスを責める......それって、人の道を外れていないでしょうか。
「よくぞ不適合を起こしてくれた!ありがとう。これで、わが社の仕事のやり方をより一層合理化し、ムダのない儲かる仕事の仕組みに改めることができる。社長から金一封が出るぞ ! 」とまで言える会社、課長さんは多くはないでしょうが......不適合が発生した状況を明確にできる組織は、継続的改善に向けて前進できる組織です。
(アイソス4月号109ページ掲載)
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