食品安全については、工場や流通段階ではHACCPやISO 22000といった基準があったが、その大元となる農場にはこれまで管理基準がなかった。JGAPはその大きな抜けの部分を埋めるものだ。事業を立ち上げた頃は、仕事が入らず大変暇だったそうである。それでもコツコツ講演をしながら、普及活動に努めた結果、認証件数が伸び始め、2011年9月現在で1,634件になった。グローバルGAPとの同等制認証(ISOの世界で言うところの相互承認)にも取り組んでいる。
今後認証は急ピッチで伸びると武田さんは考えている。2015年3月時点での目標認証件数は2万2千件。根拠のない数字ではない。同協会の流通側メンバーであるイオン、ダイエー、日本生協、イトーヨーカ堂、CGCらが、現在取引先農場にJGAP導入を検討・推奨もしくは要求し始めており、これら傘下農場数は、認証目標数字よりも多い。農作物の貿易自由化が進むと、日本の農作物の食品安全を対外的に証明することが必須になってくる。その時にJGAP認証は大きな武器になるだろう。(詳細はアイソス4月号に掲載予定)
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