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2011年9月アーカイブ

MS(マネジメントシステム)認証懇談会は、「MS認証信頼性向上イニシアティブ(JIREC)」の一環として、認証組織情報自主公開プログラムに参加する組織情報、及び認定機関(JAB/JIPDEC)による認定審査結果を8月31日から公開、毎月更新している。公開から1ヶ月たった本日、更新結果が同懇談会のホームページに掲載されたが、芳しい進展はない。

8月31日に同プログラムに参加した組織数は11で、きちんと公開していたのは東海コープ事業連合1組織のみだった。9月30日現在では、参加組織数は13で、きちんと公開しているのは東海コープ事業連合会と東港金属(EMSISMS)の2組織。木原製作所は「公開中」となっているものの、今のところ品質方針と環境方針が公開されているだけだ。あとの組織はすべて「準備中」となっている。

何か大きなきっかけがないと、このプログラムに参加する組織がど〜んと増えることはないのではないか。
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月刊誌休刊を悼む

自分の人生の一時期に大きな影響を与えた雑誌が、しばらく見ないうちに休刊になっていたことを知ると、まるでずっとお会いしていなかった知人の訃報を突然聞かされたかのように、ハッとします。

最近では下記の月刊誌休刊を悼みます。
記載事項は、雑誌名、出版社名、創刊から休刊までの年数、休刊号、私のコメント、出版社による休刊の辞(抜粋、『主婦の友』は当時の編集長の言、そのほかは経営側の公式発表)の順。


『主婦の友』 主婦の友社、91年、2008年6月号 ─ 母が美容院で熟読

大正6年の創刊以来、91年間にわたり、たくさんの方々に愛していただいた『主婦の友』は、今号をもって休刊いたします。(中略)『主婦の友』は休刊しますが、これは、新たなスタートを切るための始まりだと、私は思っています。

『学習』 学研ホールディングス、65年、2009年度冬号
『科学』 学研ホールディングス、65年、2009年度3月号付録が目当て

児童数の減少やニーズの多様化等の市場環境の変化による部数の減少のため、誠に勝手ながら『学習』は2009年度冬号(2010年1月1日発行)、『科学』は2009年度3月号(2010年3月1日発行)の発行をもちまして休刊させていただくことになりました。

『小学五年生
小学館、87年、2010年3月号
『小学六年生』 小学館、87年、2009年2・3月合併号勉強になると親が錯覚して買ってくれた

弊社では、「学年別学習雑誌」の編成等について、長期的展開を視野に入れ再構築の検討を重ねてまいりましたが、「小学五年生」「小学六年生」の2誌については平成21年度末をもって休刊し、それに伴う「学習雑誌」の新展開を決定いたしましたので、ここにご報告いたします。「小学五年生」は平成22年2月3日発売号(3月号)をもって、「小学六年生」は平成21年12月28日発売号(2・3月合併号)をもって休刊いたします。休刊の2誌に代わり、「楽しく好奇心を刺激する」をコンセプトに、平成22年春に新たに"学習まんが誌"「GAKUMANPLUS(ガクマンプラス)」(仮題)の創刊を予定しております。

『ぴあ』 ぴあ社、39年、2011年7月21日号学生時代、遊ぶ時はまずこれを開いて  失礼、記憶違いです。私の学生時代は『プガジャ』でした。

情報誌としての『ぴあ』は時代の役割を十分に全うしたと判断した。

『現代のエスプリ』 ぎょうせい、48年、2011年10月号カッコつけるために読んでました

雑誌経営を取り巻く厳しい状況に鑑み、今年9月発売号(通巻531号)をもって、休刊することといたしました。
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日科技連出版社が発行している月刊誌『クオリティマネジメント』が今年12月で休刊となる。2011年1月号でリニューアルしたばかりなのに残念である。発行目的は「日本の産業界にTQMを推進・普及する総合誌」。創刊は1950年(昭和25年)。『品質管理』という名称でスタートし、2002年に現在の誌名となった。
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次男から電話がかかってきた。
ヘルパーになって介護施設で働きたいという。
コンビニでアルバイトをしながら高齢者向けの移動販売や宅配サービスをしているうちに、いろんなご老人と親しくなった。
自分は高齢者と話が合う。
高齢者向けの仕事が自分に向いているかもしれない。
そう思ったらしい。

一方、私は凡庸なる父親である。
「そうか、頑張りなさい」と言って電話を切ったものの心の中は憤懣やるかたない。
家族みんなで晩飯を食べている時に、ついそれを口にしてしまった。
「これまで大学に支払った高額な授業料はどうなる? 数学科のくせに、数学を全然就活に生かしとらんじゃないか!」

すると三男がすかさずこう言った。
「そんなことありませんよ、ダディーさん! この4年間はきっと圭ちゃんの人生にとって役立つに違いありません!」
せっかくのツッコミなので父親として応えなければならない。
「いやはや、これは浅薄なことを申しました。自分の器の小ささに恥じ入る次第です」
そう言って三男に頭を下げた。

食卓にいるみんながどっと笑った。
特に妻と娘は柏手を打ちながら笑っている。
この柏手は「最高におもしろい」という意味なのである。
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ISO 50001審査員研修スタート

審査員研修機関・テクノファによる日本初のISO 50001(エネルギーマネジメントシステム)審査員研修コースが9月20日から22日にかけて東京の会場で開催された。今回開催されたのは「資格拡大コース」と呼ばれるもので、すでにQMS審査員あるいはEMS審査員資格を有している人を対象にした3日間コースである。

ISO 50001審査員の評価登録機関として省エネルギーセンター・ エネルギーマネジメントシステム審査員評価登録センター(CEMSAR)が8月から審査員資格基準や審査員研修機関承認基準などを公開し、活動を開始しているが、今回の3日間コースはCEMSARの立会審査もかねて実施され、研修終了後の力量試験も同じ会場を使ってCEMSARが実施した。

今回の研修を修了し、力量試験にも合格した方は、テクノファがCEMSARから承認されたのなら、ISO 50001審査員としてCEMSARに申請することができる。
なお、審査員資格を持っていなくても、エネルギーマネジメントに関する業務経験を有している人なら参加できるフォーマルコース(5日間)や、エネルギーマネジメントの専門的業務経験を持っている人(エネルギー管理士など)を対象にした特定コース(3日間)の開催も、今後予定されている。
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心やさしい若者の前に立ったとき
「どうぞ」と言われたらどうする?

老人に席を譲ろうとすると
「いえいえ、あなたこそ」と言われたらどうする?

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50001認証普及に動く経産省

8月31日、資源エネルギー庁は、同庁が行う総合評価落札方式の委託事業(調査、広報、研究開発等)の評価項目に、ISO 50001の認証取得の有無を加点要件として加えることを発表(発表内容はこちら)。翌月7日に入札公告(公告内容はこちら)があった同庁委託事業の評価項目には、既に加点項目として「ISO 50001の認証取得」が記載されている。経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー・新エネルギー部省エネルギー対策課企画調整一係長の出光啓祐氏、産業技術環境局認証課課長補佐の牧野睦子氏、同課管理システム一係長の宇野弘子氏の3氏から、ISO 50001に関する取り組みと今後の対応について話を聞いた。(以下、詳細は10月10日発行のアイソス11月号『特集 ISO 50001本格運用開始』で)

(写真左から取材に対応いただいた牧野睦子氏、宇野弘子氏、出光啓祐氏)

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ISOは9月14日付のニュースで、シックス・シグマの国際規格として下記2本が発行されたことを発表した。

ISO 13053-1:2011
Quantitative methods in process improvement -- Six Sigma -- Part 1: DMAIC methodology(プロセス改善における計量法 -- シックス・シグマ -- パート1:DMAIC手法)

ISO 13053-2:2011
Quantitative methods in process improvement -- Six Sigma -- Part 2: Tools and techniques(プロセス改善における計量法 -- シックス・シグマ -- パート2:ツールと技術)

Part 1では、Define(定義)、Measure(測定)、Analyze(分析)、Improve(改善)、Control(管理)の5段階によるDMAIC手法が記述され、事業活動における役割、専門知識、人材育成上に含まれるベストプラクティスが推奨されている。

一方、Part 2は、DMAICアプローチの各段階において、データ表で示すためのツール及び技術に関する記述である。

1986年にモトローラによって開発され、1990年代後半に日本にも紹介されたシックス・シグマの手法が、ここに来てようやく国際標準化されたことになる。今回の規格開発にあたった分科会副議長のブーランジュ博士は「シックス・シグマはしばらくの間存在し続けたが、ISOの標準化のもとにそのベストプラクティスが集約され、統合化された。ISOブランドは世界的に尊重され認識されているので、一層信頼性を付加するものである。さらに、シックス・シグマ手法の国際規格が発行されることにより、明確な形式で国際的理解が深まり、バラツキを抑え、ユーザーに調和したベスト・プラクティスを提供することになるだろう」と述べている。
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敬老する化粧

実盛、六十にあまつて
軍の場に向かはんには、
鬢、鬚を墨に染めて
若やがんと思ふなり。
そのゆゑは、
若殿ばらにあらそひて
先を駆けんも大人げなし。
また、老武者とて
あなどられんも
口惜しかるべし。


(「平家物語 巻第七 第六十四句 実盛」から)

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(写真出典:ウィキペディア)

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父の命日に

父が若い頃
山行きの電車に乗って
捕虫網の棹を入れたケースを持っていると
よく相席の客から
「釣りですか?」
と聞かれたそうである。

釣りじゃないというと
じゃあそれは何だと聞く。

棹だというと
何の棹だと聞く。

捕虫網の棹だというと
何を捕るのかと聞く。

蝶だというと
「ほお」といって相手はあきれ顔になる。

60年くらい前
大きな捕虫網のついた棹を持って
里山をうろついている父の姿を思い浮かべると
気持ち悪くもあり
うらやましくもある。

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第3回知識構造化シンポ開催

20110916SSM.JPG日科技連主催「第3回知識構造化シンポジウム 『拡大が続くSSM適用分野 その多様化と進化を探る』」が9月16日、180名の参加者を迎えて東京の日科技連本部ビルで開催された。今回は、アイ・ライティング・システム(電子安定器・電源装置メーカー)、アドヴィックス(自動車用ブレーキメーカー)、山武(ビルオートメーション)、東芝マイクロエレクトロニクス(LSI設計開発)の4社によるSSM取り組み事例の発表と、SSMの開発・支援企業である構造化知識研究所による動向解説、スピーカーとフロアーによる統合討論が行われた(写真)。以下、印象に残った言葉を報告する。

「SSMのワーキンググループのメンバーには、不具合対応で向こう傷を負った経験がある、やる気のある若手社員を選んだ。SSMは若手社員を一人前に育てるのに役立つツールだと思う」(アイ・ライティング・システム常務取締役品質管理部長・寺山一郎氏)

「SSMで抽出する未然防止知識として、メカニズム知識のほかに、管理上のまずさ知識(規定・基準を守れなかった根本原因)にも取り組んだ」(アドヴィックス信頼性技術部未然防止推進室・大野貞行氏)

「SSMのデータベース活用で、若手設計者による新規設計で不具合再発件数が減少している。またFMEA作成工数がSSM採用前に比べ大幅に減少している」(山武バルブ商品開発部開発1グループグループマネージャー・大谷秀雄氏)

「SSMを活用してきちんとQMSが運用できる成熟度レベルが当社が考えるレベル4の段階であり、当社はそこを目指している」(東芝マイクロエレクトロニクスTQM推進室・澁谷幹夫氏)

「SSMで一番お勧めできる指標は、手戻りの回数を数えることだ。そもそもSSMの成果は導入1〜2年くらいではなかなか出にくいものだが、手戻り回数はその中でも比較的測定しやすく、効果の出やすいもので、目標設定に適していると思う」(構造化知識研究所執行役員・松坂ユタカ氏)

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10月28日(金)午後1:30から5:00まで東京都港区で開催されるアイソス主催「なぜなぜ分析セミナー」(講師:門岡淳さん)は、お陰様で本日満席(定員24名、4人×6チーム)になりました。ありがとうございました。
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1998年にISOマネジメントシステムを話題とするメーリングリスト「いそいそフォーラム」を開設した木村忠道氏は、「何のために『いそいそフォーラム』を作ったのかというと、要するに自分の話し相手が欲しかったからです」(アイソス1999年10月号)と述べています。この発言によって、ISO事務局という稼業が孤独なものであることが、ISO事務局以外の人にも知られるようになりました。

本日お会いした山之内登さんは、15年以上エネルギーマネジメントに取り組んでこられた方で、現在はバンクーバーに在住し、ISO 50001専門サイト「EnMS-doc」を立ち上げて英語と日本語でEnMS(エネルギーマネジメントシステム)関連の情報を発信されている方ですが、「ISO 50001はISO-レーション(孤独)からエネルギー管理者やEnMS運用推進者を守る」と述べておられます。久しぶりにISO事務局の「孤独問題」を取り上げる方にお会いしました。

「多くのエネルギー・ユーザー組織は、EnMS運用が思っているほど効果が上がらない原因が、エネルギー管理者やEnMS運用担当者が孤独になっていることに気付いていません」(山之内さん)

おもしろい切り口でしょ。詳細はこちらをご覧ください。来月発行のアイソス11月号「ISO 50001特集」にご登場いただく予定です。
(写真は山之内さん:JR浜松町駅の近くで)

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売れ筋で知る十五夜

団子とアンコを買っていくお客があまりに多いので
今日が何の日か夕方に理解したレジ係の我が娘
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ISO 50001(エネルギーマネジメントシステム)を活用する動きが欧米で活性化している。米国は、Superior Energy Performance Programという、ISO 50001認証組織のパフォーマンスを3段階に評価し、ランク付けする活動を推進、昨年末から世界に向けて提唱(Global Superior Energy Performance 〈GSEP〉)しており、6月のISO 50001規格発行から一層活動に弾みがついている。一方、欧州ではEU指令にISO 50001認証を評価する仕組みを取り入れる案が出ている。
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Vantage Point 先輩の言葉

 「君が審査員になることを期待している人は誰もいない。誰一人期待もしなければ、審査員になってほしいと思う者もいない」

1950年代後半、小説家の邦光史郎がまだ売れない頃、剣豪作家としてすでに売れ始めていた五味康祐に、仕事がらみの相談を持ちかけたら、五味から手紙(1988年3月30日付日経新聞夕刊「あのとき あの言葉」に掲載)で返事が来た。その手紙文の、「作家」のところを「審査員」に変えたもの。
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妻のDecision Tree

FSMS審査員:最も管理レベルが低いのは?

妻:夫です。長時間放置しておくと腐ってしまい、どこかへプイッと出かけて夜まで帰ってこないことがあるので、必ず朝に「おはよ! ごはん、食べる?」と笑顔で声をかけて機嫌をとり、そのあと「きょうの予定は?」とクギをさしておきます。(PRP)

FSMS審査員:夫レベルでは通用しないのは?

妻:子供たちです。起きていて、かつ、おなかがすいている時は食事を作って食べさしますが、私の帰りが遅いと、冷蔵庫の中身や戸棚のお菓子が勝手に食い荒らされたりします。ですが、まあ、許容限界内です。(OPRP)

FSMS審査員:さらに厳重な管理が必要なのは?

妻:当家の座敷犬です。過去に数回、許容限界を突破された経験から、我が家では就寝前の、食後の食器や食べ残し、食べ物の臭いのする袋類などの放置は厳禁としています。座敷犬の動線を決め、私が家にいる場合は、動線から逸脱したらすぐにその場で「NO!」としかります。ドッグフード以外の食べ物を与えた夫にも、現行犯に限り、その場で「NO!」としかります。(CCP)

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定期購読している雑誌の中に、「いつもここだけは真っ先に読む」という連載記事があると楽しい。アイソス10月号から新連載が10本始まったが、私の場合は、坂田和則さんの新連載記事『改善活動と人を活気づける改善ファシリテーションの勧めは真っ先に読んで、学んで、元気になりたい。

私は坂田さんのプレゼンテーションを3度ほど受講したことがあるが、まさに、全エネルギーをこの講義に、この演習に、注入シテイルゾーッ!って感じの人である。人を活気づける達人である。

第1回目の原稿内容は、イライラ感を軽減させる改善と、「あいさつ」の意義及び効果について。こう言ってしまうと、ごくありきたりなテーマなのだが、話の進め方が読者の共感を吸い寄せるようなアプローチを取っている。

例えば、掲示物のちょっとした歪みがイライラ感を生むのだそうだ。
「本来『掲示物を見る』という行動を目的にしていたはずなのに、首を傾けるという余計な動作が発生します。これが小さなイライラ感を生んでいます」(64頁)

掲示物が歪んでいるのを自分が気づくとする。自分はその掲示の担当者ではない。しかも、周囲には誰もいないので、その掲示物をきちんと直角平行に張り直したとしても、それを誰も見ていない。でも、張り直したほうがいいことだと思ったので、張り直す。これは「改善」活動か? 坂田さんは、こう言っている。

「改善というより"謙虚さ"を実践するといった感じかもしれません。謙虚さとは『誰も見ていない所でも、実行すること』です」(64頁)
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資源エネルギー庁は9月7日付一般競争入札公告で初めて、評価項目に「ISO 50001の認証を取得しているか」という加点項目を加えた。

今回の入札の対象になったのは「平成23年度エネルギー使用合理化促進基盤整備事業(エネルギーの供給制約に対応した今後の総合的なエネルギー管理のあり方に関する調査事業)」。評価方法は、技術点(200点)と価格点(100点)とを合計した総合評価点(300点)の数値が最も高い者が落札者となる。ISO 50001認証取得の有無は、技術点の評価項目であり、「1.事業の目的、内容及び実施方法」の中の「1.3 事業実施方法」における加点項目に相当する。
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アイソスで3年以上、CSRに関する連載を続けている今一生(こん・いっしょう)さんが、アイソス10月号に「CSRからソーシャルビジネスへ」というテーマで、今まで書き切れなかったことをまとめている。その中で、本業とCSRとを切り離して取り組んでいると、一時はやった「メセナ」のように、景気が悪くなるとCSRもしぼんでしまう危うさがあり、「本業と社会貢献活動が常にセットであるからこそ儲かり続けることができる」と指摘している。

ISOマネジメントシステムの世界でも「本業とセットに」ということが昔から言われ続けている。同じISOの世界の人から「こんな本業とセットのマネジメントシステム事例があります」と言われると反発する人でも、CSRという少々異なる世界の人から「こんな本業とセットのCSR事例があります」と言われると、「ちょっと耳を傾けてみようかな」と思うのではないか。

記事の中では、貧困層の経済的自立を支援するグラミン銀行(創設者:ムハマド・ユヌス氏)、社会起業家を育成支援するアショカ財団(CEO:ビル・ドレイン氏)の取り組み事例や、書籍として『社会貢献でメシを食う。だから、僕らはプロフェッショナルをめざす』(竹井善昭著、ダイヤモンド社)、『ソーシャル・ビジネス革命ー世界の課題を解決する新たな経済システム』(ムハマド・ユヌス著、早川書房)などが紹介されている。
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Vantage Point 機関OB

 「おたくの機関出身の方ですよ。いや、もしかしたら、まだおたくの機関と契約しておられるのかもしれない」

先日立ち会った、認証取得後の受審組織と審査機関との雑談で、審査側の「もしよろしければ、貴社を支援されたコンサルタントはどういう方だったのかを教えていただけますか?」という問いに対する受審側の回答。
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合同取材

某審査機関発行の情報誌の予定取材先と、アイソスの予定取材先が同じ企業だったので、審査機関側の仕切りで合同取材をすることになった。当日の取材陣は、機関側が、社員2名、外注の編集者1名、カメラマン1名の計4名、アイソス側は私1名。

取材先に到着すると、まず最初に機関側の社員が代表して、本日の取材に対応する企業担当者の人数と氏名を確認する。それを聞いてから、カメラマンと打ち合わせながら、企業側担当者にはテーブルのどの席に座ってもらうかを決め、カメラマンは撮影角度を決め、持ち込んできた照明をセッティングする。綿密な打ち合わせを終えて、ようやく機関側代表が「じゃあ、どうぞお願いします」と取材スタートを宣言し、企業側は取材に対応する役員を呼びにいく。

取材が始まった。インタビューは、外注の編集者が主に行い、ときどき機関側社員も質問をする。私はおとなしく取材側のテーブル席に座っていたのだが、取材が始まるとすぐにカメラマンから「撮影しにくいので、あちらの席に移動してください」と指示され、企業側のテーブル席に移動させられた。そのあとは、特にやることもなく、手持ち無沙汰のまま、ぼんやりと座っていた。

「中尾さん、何か質問はありますか?」
話はもう佳境に入っていたらしく、機関側の社員が私に聞いてきた。
ぼおーっとしていた私は、このときハッと我に返り、
「いえ、特にありません」と答えた。

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数学マニアの古典と言われている『いかにして問題をとくか(G.ポリア著、柿内賢信訳、丸善出版、原著初版1945年、日本語初版1954年)を読みました。この本の扉には、「いかにして問題をとくか」というタイトルのリストが掲載されています。
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そのリストには、問題を解く手順として、第一に「問題を理解すること」、第二「計画を立てること」、第三に「計画を実行すること」、第四に「振り返ってみること」と書かれています。第二から第四への流れは、ISO関係者が言うところのPDCAです。すでにWeb上で、同書とPDCAの関係に着目しているブログやTwitterの記事が発表されています。

このリストの第一手順、計画を立てる前に「問題を理解すること」、私はここが気に入っています。以前、是正処置WSで「なぜなぜ分析」を勉強したことがあったのですが、そこでも分析に入る前に「なにが問題だから分析するのか」が議論になりました。ここをきちんと押さえておかないと、後が大変です。アイソス9月号まで連載されていた「なぜなぜ分析を一緒にやってみよう」(門岡淳氏執筆)の記事の中でも、なぜなぜ分析の最初に手がける「分析対象となる不適合は何か」という作業に、私は特に関心がありました。

問題を理解しないうちに、すぐに作業を始めてしまう。この悪い癖を直したいと常々思っております。

G.ポリアは本書でこう書いています。
「一番悪いことは、学生が問題をよく理解しないうちに計算や作図に飛びついてしまうことである」

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