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2011年3月アーカイブ


emkawa1.jpg門岡 淳@iPhone


中尾さん、こんにちは。門岡 淳(東北緑化@女川支社/現在アイソスになぜなぜ分析を連載中)です。

私のiPhoneから女川復興の狼煙の写真をお送りしました。届いているでしょうか。昨夕から夜にかけて東北電力長岡営業所および電気工事会社のみなさんの力で被災地に初めて建った6本の電柱です。これが震災後初めて前に進んだ姿です。女川復興の狼煙です。

女川町内はケータイは使えるようになりましたが、電気も水道も電話もありません。自衛隊が朝早くから復旧に出動していきます。なんと頼もしいことでしょう。震災後は入隊希望者がきっと増えることでしょう。朝会う人には大きな声で「おはようございます」と言っています。挨拶が返ってこない場合もあります。自分が生まれて育って・・人生のすべてがあった街が無残な瓦礫になっている・・・・返事もできないのはあたりまえです。

女川は世界で一番おサカナの美味しい街です。そのおサカナを生かして復興プログラムを立ち上げようと思ったのですが・・・福島第一で放射性物質の海への拡散があったと聞いて・・・当面、様子を見るしかないようです。

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茨城県北部在住で被災された方からのご寄稿です。
ご近所の方々と助け合って過ごされた2週間の体験が書かれています。
ありがとうございました。



多くの人のあたたかみを肌身で感じた2週間
tetu 著


大地震の被災者の皆様に心から御見舞申し上げます。

茨城県北部に会社・自宅があり、地震後、3日間の停電と12日の断水を経験しました。

地震の時は、たまたま休みで自宅にいました。最初の揺れがおさまり外に出ると、塀は崩れ、屋根から瓦は落ち、道路は所々にひびが入っていました。その後、突き上げるような揺れが何度かあり、立っていられず地面に手をついて過ぎ去るのを待つしかありませんでした。

電気・水道はストップし、夕暮れとともに、これから訪れる暗闇でどうすごすかを考えるようになりました。道路に集まった人たちと、食料・飲料・明かり・携帯ラジオを準備するよう声をかけ合い、それぞれが準備に。近くのコンビニには食料を調達する人々が押し寄せ、明かりが消え、商品が散乱した店内では、以外と冷静に電卓をたたく店員の姿が印象的でした。

停電の夜、寝るスペースがないと転がり込んできた友人家族を我が家に受け入れ、電気もガスも水道もない生活が始まりました。30分に1回ぐらい訪れる強い余震に怯えながら、車の中で一夜を過ごした人も少なくないようです。

寒い中、夜中に外にでてみると満天の星。自分の家からあんなにきれいな星空を見るのは子供の頃以来です。南の空に"さそり座"の釣り針形が確認でき、不安の中、ちょっとだけ心が和むとともに、日頃の光害の酷さを実感しました。

地震後4日目の正午に電気が開通し、ラジオでは聞いていたものの初めて目にする東北地方の震災には声が出ませんでした。テレビではさかんに災害伝言のしかたを放送していましたが、電気のない場所には届かないのです。

なおかつ3日目ぐらいには携帯電話のバッテリーが切れて連絡手段がなくなりました。手回し充電機があったので携帯電話の充電を行いましたが、 使える状態になるまでには何時間も回し続ける必要があり断念。今回の教訓は、車のシガーライターからの充電キットを持っておくべきということです。

ガスは幸いプロパンガスでしたので、地震翌日に販売店の方が点検に来てくれて使えるようになりました。冷蔵庫の中で解凍し始めた冷凍食品と炊飯器の中に残されたご飯を分け合って食べました。近所の人たちと食料を分けてもらったりもしました。

水について。近所の方が自宅の井戸に「ご自由にどうぞ」の張り紙をして開放していました。頭の下がる思いでお世話になりましたが、その井戸は1週間で涸れてしまい、その後は市や自衛隊からの給水にお世話になることになりました。13日目にやっと水が出ましたが、赤水で飲料できず、その後も4日間は給水のお世話になりました。

東北地方の震災に比べれば掠り傷程度ですが、地震後の2週間は多くの人のあたたかみを肌身で感じました。この経験をこれからも忘れることなく、人の絆を大切にしていきたいと思います。

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地震対策を勉強してこられた方からの投稿です。
某自動車部品メーカーから学んだことが報告されています。
ありがとうございました。


震災に関して思いをあらたにしたこと
西日本の製造業勤務のM.K. 著

私は、製造業(自動車部品・OA機器部品)に勤務しています。私の会社および私個人は、これまで幸いにして震災時に被災もしていませんし、特別に何か対応しなければならない状況になったことがありません。したがって、今回のテーマに関して、身をもって体験したことを書くことはできません。説得力不足の文章になりますことは、ご容赦ください。

但し、私はこれまでに会社の地震対策プロジェクトの事務局を担当したことがありますし、お客様である自動車メーカーさんの主催する地震対策研究会へ参画したこともあります。机上かもしれませんが、ある程度の地震対策を勉強してきましたし、同じ立場の他社の方々との交流機会にも恵まれました。
そうした経験の中で中越地震の際に、全国的にも報道された自動車部品メーカー(A社と記す)の例から学んだことを以下に記します。実例であるがゆえにたいへん勉強になりました。

震災対応の前提になるのは、
自助・②共助・③公助という考え方です。
震災後は、警察も消防もレスキューもすべてに対して対応することはできません。震災後も震災前も、共通する優先順位の第1位は、「人命第一」です。当然中の当然です。人命が確保されればこその復旧です。

そこで①自助
A社では、事前に、建屋耐震化と設備転倒防止をしてありましたので、従業員がみな無事でした。これが何よりです。多少の被災はありましたが、すぐに対応が可能でした。しかし、周囲は被災していますので、水道などのライフラインが使えませんでした。

次に②共助その1
まずA社は、自社の復旧よりも、近隣住民の支援を優先しました。瓦礫の撤去や、被災した住民への支援活動をしました。つまり、共に助けることから始めたわけです。これは行政は水道を優先的に回してくれたという配慮(公助)につながります。

共助その2
自動車産業は、部品が1個ないだけで車が作れないため、顧客である自動車メーカーや他の自動車部品メーカーが稼動停止を余儀なくされこともあり、続々とA社の応援にかけつけました。腕のある職人さん、設備マンたちです。そして、応援部隊の隊長さんの強いリーダーシップと事実の適切な把握により、適切な対応手段・適切な優先順位づけにより、奇跡的に1週間で生産再開できたというわけです。

公助
公助は、一番最後なのかもしれません。ですが、公的機関が悪いわけではなく、公的機関も的確に優先順位づけをして、人命・安全にかかわることを最優先にしているからこその一番最後だと思います。

昨今、リスクマネジメントとか事業継続プラン(BCP)を事前に確立するという動きが活発化しています。
これは、とても重要ですし、必要なことと思います。しかし、想定条件という前提がベースになっています。想定外のことが起こるのが緊急事態ですから、リスクの軽減の意味では有効ですが、リスクマネジメント・BCPがあるから大丈夫・安心ということはありません。また、幸い自組織が問題なくても、他組織やライフライン・道路などが被災することで、想定どおりにことが運ばないこともあります。

そこで、事前の備えを考える上で、ある意味で大事なのが『健全な覚悟』のような気がします。人間の想定外のことが起きるのが、自然災害です。自然災害によりリスクマネジメントやBCPがうまく機能しなかったとしても、しくみに対して非難だけしていても何も前には進みません。想定外のことは起きるものだという『健全な覚悟』をしておくことは必要と考えます。

その際には、今現実におきている被害の事実を的確に把握し、必要な対応策と、優先順位を、タイムリーに判断するリーダーシップとリーダーを支えるエキスパートたちのアイディアが、とても大事になると思います。実は、これは、みなさんおなじみの品質マネジメント8原則のb)リーダーシップ、c)人々の参画、g)意思決定における事実にもとづくアプローチに他ならないように思います。

以上をふまえた上でも、震災前(平時)に備えるべきことは、
まず、建屋の耐震化、設備等の転倒・落下防止処置。避難経路の確保になります。しかし、これにはかなりの投資を要することで、奇麗事ではできません。経営者の意思が必要です。でも、従業員が命を落としてしまうことと比べれば、なんてことはないはずです。人間の命がなくては、何もできません。次に避難場所と非常備品の確保です。これが各家庭でできていれば、今回の震災後に見られる不要な買い占めもなかったことでしょう。
次は、近隣(住民さん、行政さん)との連携体制づくり。ご近所さんあっての会社ですし、緊急時はもちつもたれつです。
そしてようやく、自社生産ラインの防衛、仕入先のライン防衛になりましょう。

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水道施設関係の会社にお勤めのASAさんの寄稿です。
プロの目から見た浄水関係の貴重な情報発信も含まれています。
ありがとうございました。


東北地方太平洋沖地震、会社では
ASA 著

水道施設関係の会社に勤めているASAです。
東北地方太平洋沖地震において、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

ASAは東京本社勤務のため、今回の震災の被害は軽微で震災当日帰宅難民になっただけで済みました。実際には社有車の相乗りにより順次社員の帰宅が行われたため、本社で夜を明かした人は十数人に止まったようです。ただし外出していたものの中には30km弱を踏破し、やっと帰宅できたものもいました。

震災直後より会社のネット上に地震掲示板が立ち上げられ、全国各地の工事現場や営業拠点の被災報告がぞくぞくと寄せられましたが、仙台の営業拠点、福島原発直近の工事現場とはなかなか連絡が取れず心配しましたが、それぞれ13日、11日深夜には無事が確認されました。

特に福島グループ9名は現場から一旦いわき市に避難し、そこから本社のものは帰京しましたが、13日に立川の国立病院機構災害医療センターにて被爆のスクリーニング検査を受け、被爆なしと判定されたことは幸いでした。

台風などの災害の場合には自治体より、直後に施設復旧の緊急要請があるのですが、今回の震災では施設復旧よりも災害用浄水機の貸出し依頼が目につきます。それだけに震災の深刻さが伺えます。

23日には東京都金町浄水場の水道水に乳児暫定基準以上の放射性ヨウ素が検出されたとのショッキングなニュースが全国を駆け抜けました。当社にも家庭用浄水器は放射能除去に有効か?との問合せが多数寄せられましたが、「(MF、UF膜を使用した浄水器では)残念ながら効果なし」とお答えしています。

災害用浄水機も地震・台風を想定したもので、放射能災害などは全く想定していなかったというのが実情です。放射能災害に使える浄水機は在庫が全く足りていない状況で、製作に向けて動いていますが、早くても5月完成となってしまいます。

ISO的には「4.4.7 緊急事態への準備及び対応」で不適合になるのでしょうか?
その後気付いたのですが、本社に取付けられている「給茶機」の水はRO膜でろ過されたものです。調べてみると放射性ヨウ素のろ過には効果がありそうです。となると、ご近所に乳児の居るご家庭があった場合、お裾分け(給水と言えるほどの量は確保できないため)も考えねばなりません。これは、「外部コミュニケーション」と「地域貢献」に当たりそうです。
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中堅建設会社に勤める方から投稿をいただきました。
阪神・淡路大震災の経験を踏まえてのご提言です。
ありがとうございました。


震災地で見たままを発信する重要性
中堅建設会社勤務 H.K. 著

私、建設会社に勤務し30年になります。今回の東北大震災をうけ、阪神・淡路大震災のことが改めて脳裏によみがえりました。当社は建設という職務上、早期の国土復興に向け全国から緊急に集められた数十名の社員・技術者が、着るものもさておき阪神に駆けつけ工事にあたりました。私は仙台支店に勤務し組合の支部長を担当していたこともあり組合員の安全な生活確保の確認という観点から、震災の現場に出向きました。

やはり新聞やテレビで見るのと自分の目で見るのとでは大きく違い、その震災の甚大さを肌で感じました。また、土日を返上し、寝る時間も惜しみ、食事も不十分なコンビニの弁当で永らく済ませながら、一途に地域住民の早期の生活安定、分断された物流自動車網や港湾の復旧に尽くす社員を見て胸が熱くなりました。帰ってから震災の状況、職員の復興への想いと行動を写真も交えてリポートにまとめ社内に発信しましたところ、かなりの反響がありました。それは報道でしか伝わらない情報の中で、自分の会社が、社員である仲間が必死に国や社会の復興のために取り組んでいることを紹介できたことで、他の地域の社員も共感し、人を送り出すことによる不足・不十分さへの不満を克服し、社員・会社が一体となったことを記憶しています。

これらの体験を踏まえ、言いたいことを要約しますと2点です。

一つ目は、震災の甚大さ・悲惨さを流す報道は多い様に思いますが、もっと支援している人復興に向け必死に取り組んでいる多くの人たちへ焦点をあてていただくことも大変重要で、そうすることで復興への意識・力がわいてくるのではないでしょうか。

二つ目は、報道(テレビや新聞)だけにとらわれず、邪魔にならない程度に震災地に出向き、ありのまま見たまま感じたままを社内外に情報発信することの重要性を感じました。
そうすることで、より震災の悲惨さを直に感じとり、復興に向け支援している人たちの善意の熱い思いを受け、がんばろうという意識が高まり、社内外に復興への熱意と維持につながっていく大きなエネルギーの一助になっていくように思います。

現在私は東京本社に勤務していますが、過去の経験を踏まえ 社内、OB、国際的な呼びかけを行い、義援金を募っています、できる範囲で。
がんばろう東北!負けるな日本!です。
拙い文を投稿させていただきました。
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日本適合性認定協会(JAB)は7月からFSSC 22000認定事業を開始する。認定申請受付開始時期は後日発表される予定。

FSSC 22000(Food Safety System Certification 22000)は、オランダに事務所をもつ Foundation for Food Safety Certification が開発したスキームで、ISO 22000:2005とBS PAS 220:2008を組み合わせた食品安全マネジメントシステム認証。BS PAS220:2008 は、ISO 22000 7.2 前提条件プログラム(Prerequisite programmes)を食品製造業向けに具体的に明示した英国規格で、ほぼ同一内容の規格がISO/TS22002-1:2009として発行されている。


4月になったらJABに取材に行きます!

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計画停電と長期休校

夜、ロウソクの灯りで公立高校へ通っている息子の成績表を見ました。終業式だったのです。3月11日の地震以来、計画停電のため学校はずっと休校でした。電車で通学している生徒が多く、その電車が運休するからです。

さすがに終業式は実施されたのですが、春休みが終わったらどうするつもりなのかなあ。学校側は計画停電のために計画が立てられないらしく、3月11日以来、今後の対応については、何の電話連絡網も通知のプリントも学校からは回ってきません。


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本日、アイソス日記のコメント欄に、私は次のようなコメントを書きました。

自分はこのように対応したというGAIさんの実際の事例が出てきて、ホッとしています。いま必要な情報はこういうものではないでしょうか。

日本の認証制度開始(1993年)から、阪神・淡路大震災(1995年)、新潟県中越大震災(2007年)などの災害を企業の方々は経験しています。その時、自分たちはどのような対応をしたのか。みなさんがお仕事で「過去トラ」を活用しておられるように、過去の自分たちの知見を披露していただきたいものです。ネットでやっていただいてもいいですし、アイソス日記や月刊誌アイソスにご投稿いただいていもいいと思います。

すると、早速TOMOさんがご自身の体験談を寄稿してくれましたので、掲載させていただきます。TOMOさんの心意気に感謝します。




それぞれができること
TOMO 著



「それぞれができること」
そのつもりで書いた某ネットへの投稿でしたが、感情移入がアダになり、文章の一部分が独り歩きしてしまい、申し訳なく思っています。
 
震災前日まで、関東で一番の被害を受けた地域のサイトで審査をしていました。
 
数年前に、震度5強の地震で、私が居た工場は壊滅的なダメージを受けました。世界中からエキスパートが集められ、それこそ仮眠がとれれば御の字状態での復旧活動でした。自動車セクター規格認証サイトですから、緊急事態対応計画を作成していましたが、現実の災害で得た知見は、机上とは比べ物にはなりませんでした。流出すれば、とんでもない物質も扱っていました。結局のところ、私の居た工場は、審査より復旧を優先、被害状況を審査機関に伝え、認証のことは「審査機関がIATFに確認して指示をください」にしました。結果、審査機関側の対応のみで、審査を半年先に延ばしてもらった経験があります。
 
今回は、その何十倍もの破壊力が襲い、且つ、その後も、原発、計画停電、多くのクライアントが審査対応がしたくても出来ない現実に悲鳴を上げています。その悲鳴が、届くべき所に届いていると、いいのですが。
被害の実態は、まだその全容を見せていません。
 
身近な仲間が、サイトの後始末(地域へ悪影響を及ぼさないような処置を確実に実施してから)をして東京に避難してきました。被災者ですが、会社の中で、今、できることに奔走しています。
別の仲間は、ほとんどの方が想像もできないだろう場所で、日本のために奮闘していると知りました。
 
現実は、想定をはるかに超えるのが常のような気がします。
 
世界中が未曽有の災害と報道している中、被害の全容もわからない中で立てられた「救済策」に間に合わなければ、その認証はリセットされてしまうのか・・・。
認証にかかわる仕事をしている一人として、クライアントの認証を適切に守ることに使命感を持っているという感覚は、きっと変な人なのかもしれませんね。
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最近、東北地方太平洋沖地震関係の話題で、あるネット上で「認証どころではない」という発言を何度か見かけました。

本当に認証どころではない人は、わざわざ「認証どころではない」とは書き込みません。
なぜなら、認証どころではないからです。
ですから、「認証どころではない」と書いている人は、「認証どころではない人」ではありません。

雑誌アイソスの編集・発行も認証関係の仕事の1つです。
ですから、「認証どころではない」というのは、「アイソスどころではない」と同じ意味だと思っています。

同様に、審査員にとっては「審査どころではない」と言われているのと同じであり、ISOコンサルタントにとっては「コンサルどころではない」と言われているのと同じです。

受審組織の方には、「自分は認証関係者である」という意識がほとんどないかもしれません。ですが、例えばあなたの名刺に「ISO推進担当」とかいった業務名が付いているなら、「ISO推進どころではない」と言われているのと同じです。

あなたの仕事が△△という業務だったとします。
「△△どころではない」と言われたら、どんな気がしますか?

震災時においては、衣食住や交通・通信・電力といった社会インフラを直接提供・支援する仕事が最優先に遂行されるべきです。
ですが、それ以外の仕事も、我々はしなければなりません。
それ以外の仕事について、「△△どころではない」と言うべきではありません。
そのようなネガティブ志向からは、何も良い結果は生まれてこないからです。

アイソスもいつも通りに仕事をしていきます。
東北・関東地方の読者にも、これまで通り、請求書や購読継続依頼書を送り続けます。
そんな中、被災された企業の担当者や個人購読者から「アイソスどころじゃないんだよ!」とお叱りを受けるかもしれません。
その時には、深くお詫びを申し上げるしかありません。
しかし、「次号からはどこに送ればよいでしょうか?」「今月号で契約は終了しますが、次号からはどうされますか?」「Webで雑誌内容が見れるようにしますか?」といったことは、きちんと聞かなければなりません。
相手の方がまだ判断がつきかねる状況であるなら、「また、来月にでもご連絡を入れさせていただきます」とかいった対応も必要になってくるでしょう。
また、届いたアイソス4月号を、被災で紛失された読者もおられるでしょう。
そういった読者には4月号の再発送も必要になってくると思います。

ネット上に流れる「認証どころではない」に、私どもの仕事はありません。
現実のお叱りである「アイソスどころじゃないんだよ!」に、私どもの仕事はあります。
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北海道(一部)・東北地域の定期購読者の皆様へ


東北太平洋沖地震に伴う「月刊アイソス」未着のお詫び



平素よりアイソスご購読につきましては、ご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
この度の東北地方太平洋沖地震により被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。

株式会社システム規格社では、アイソス定期購読者の皆様に、アイソス4月号を3月9日もしくは10日到着予定でヤマトメール便にて発送しておりましたが、一部が未着のまま11日の東北地方太平洋沖地震を迎えてしまったようです。ヤマト様のほうでは現在、北海道の一部、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県、茨城県の全体をお届け先とするすべての宅急便、メール便を荷受・集荷を停止しておられ、同地域のヤマト様の営業所とも連絡が取れない状況になっています。同地域のまだ未着の定期購読者の皆様には大変ご迷惑をおかけしております。

雑誌そのものの配送が現在機能しておりませんので、当社としましては、Webによる記事配信、メールによる記事配信等で、できるだけ早い時期に同地域の皆様にアイソス4月号を読んでいただけるように準備を進めております。つきましては、近々当社のほうから、同地域の皆様にメールあるいは電話・FAX等で記事配信についてのご連絡を入れますので、その節はどうぞよろしくお願いします。

なお、当社も電車運休の影響等で、社員が出社できていない時間帯がございます。本件を含め、当社へのご連絡はメールをご利用いただけると助かります。

teiki.jpg 



株式会社システム規格社 月刊アイソス発行責任者 中尾優作
105-0013 東京都港区浜松町1-1-10
URL 
http://www.isos.co.jp/

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JAB公開討論会は延期

日本適合性認定協会(JAB)主催で3月16日、東京ビッグサイトで開催予定の「JAB/ISO 9001公開討論会」は延期となった。
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地震お見舞い

本ブログで記事でご登場いただいた、あるいはコメントをいただいた東北地方在住(あるいはご実家が東北地方)の方で、TOMOさん、shikaさん、門岡さん、古川の金さん、坂内さんのご無事が確認できました。なによりです。ほっとしました。大変な状況でしょうが、こちらとしては「頑張ってください」としか言いようがありません。

門岡さんにつきましては、現在孤立状態にある女川原発(ここは安全が確保されているとのことです)におられますが、ネット環境が厳重なので掲示板への書き込みはできないそうです。よって、月刊アイソス4月号で告知しておりました門岡さんの連載記事に掲載された読者への出題を、門岡さんご自身が掲示板「マネジメント道場 掲示板」で回答するという企画はしばらく中断となります。ご了承ください。

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二者監査員研修のプロモーションビデオ(PV)第3弾(最終回)「私が経験した悪い二者監査と良い二者監査」をYouTubeにアップしました。

今回は、第1弾・第2弾で講師を務めた奥村朋子さんが、ご自分が経験された二者監査の悪かったところと良かったところを対談形式の中で語っておられます。聞き手は日吉信晴さん。 リアルな監査描写と本音の感想が見所だと思います。



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二者監査員研修のプロモーションビデオ(PV)の第二弾「これまでのサプライヤー管理にはこんな問題があった」をYouTubeにアップしました。

今回の内容は、講師が自分の経験に基づいて、これまでのサプライヤー管理に在りがちな問題点を9つ挙げて説明するというものです。冒頭と最後に、講師は「挙げた項目の中で1つでも該当するものがあれば、見直していただく必要がある」と述べています。今回のテーマである「二者監査」を含めた「サプライヤー管理」全体の問題点を抽出して、見直してみようというわけです。



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3月7日付でインターテックムーディー・インターナショナルに対し7億3千万USドルで買収交渉に入った記事が、両グループのWebサイトに掲載された。両者共、世界規模で展開する検査業務が大きな柱だが、ISO認証業務も行っている。日本のISO認証の世界では、インターテックはほとんど無名で、ムーディーのほうが圧倒的に有名である。インターテックは昨春、DNV認証部門との統合が決裂したばかり。今度はどうなることか。もともとムーディー・インターナショナルも、買収を繰り返すことで規模拡大をはかってきたグループなので、こんなことには慣れっこかもしれない。

ところで、審査機関の「ムーディー」を、あの格付け会社の「ムーディーズ」と同じか、あるいは関連のある組織だと思っている人がいるけど、両者は関係ない。

もう少し言うと、審査機関の「ロイド」を、あのロンドンの保険組合の「ロイズ」と同じか、あるいは関連のある組織だと思っている人もいるけど、これも両者は関係ない。

なのに、大きな事故が起きて多額の保険金の支払いが生じるニュースがテレビなどで放映されると、「ロイドさんも大変ですね」と同情されたりするそうである。そんなとき、関西のロイド審査員だったら、「それはロイズやっちゅうねん!」と突っ込むのかな。
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今、なぜ二者監査なのか

「二者監査員研修」というあまり世間で馴染みのない分野を、奥村朋子・日吉信晴両氏のご協力を得ながら開拓していきたいと考えています。

未開拓な分野なので、いきなり「二者監査員研修」と銘打ってもピンとこないと思いますので、まずは「今、二者監査の世界で何が起きていて、何が問題になっているのか」を明らかにしたうえで、二者監査員研修の必要性をプロモーションビデオ(PV)で提唱していこうと思います。その第一弾が、今回YouTubeにアップしました「今、なぜ二者監査なのか」です。

続編もお楽しみに!



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yamagamismile.jpgISOファシリテーション合宿(月刊アイソス主催、講師:山上裕司氏(写真右)、アシスタント:小熊孝氏)2日目。午前9時から午後5時までみっちりとワークに取り組みました。2日目のテーマは「MS推進者としての3つの力の向上」です。ISOファシリテーションの手法を使って、「ポジティブな関わり力」「チーム思考を促す支援力」「MSのあるべき姿を探究する企画力」という3つの力をそれぞれ高めるワークに取り組みました。初日同様、ワークはグループ(3~4人で構成)ごとで行い、各グループでファシリテーターを1人決めます。ファシリテーターはワークごとに交替し、参加者全員がその日一度はファシリテーターを経験するようにします。

ポジティブな関わり力を高めるワーク
group.jpg
2pare.jpg「5S活動で元気になる会社でのリーダーの要件は何か」という課題について、3回ワールドカフェを行って議論したあと、グループごとにマインドマップを使ってリーダーの要件をまとめ、発表します。このあと、自己分析のセッションに入り、自分がどのタイプに該当するかを簡単なアセスメントを使って認識してもらい、先ほどまとめたリーダー要件と、自分のリーダーとしてのタイプとを比較しながら、最後に2人ペアでお互いに自分らしい関わり方について話し合います。

【山上さんの印象的なコメント】
ikkadanran.jpg「人との関わりを考える場合、表出されている現象というのはアウトプットであり、そのアウトプットが出ることを支えているインプットがあることに常に考えてください。たとえば、人はよく『あの人はヤル気がある』という言い方をします。これはアウトプットです。そこには必ずヤル気があるための条件、すなわちインプットがあるのです。あるいは、ある人が怒っているとします。それもアウトプットです。そこには必ず、その人を怒らしめている条件であるインプットがあるのです。そのインプットを見てください」

チーム思考を促す支援力を高めるワーク
happyou.jpg次は「チームでちゃぶ台返しセッション」という愉快なネーミングのワークです。テーマは「有効性内部監査を実現するために、今までの内部監査を放り投げ、新しい内部監査のやり方をチームごとに合意の上、考案・提案する」というものです。このワークは、有効性内部監査を実現するために、動機・理由と得たい成果を考え、最終的にシステムの基本構想を打ち出すという流れが書かれたフォーマット用紙をベースに議論を行いました。

【山上さんの印象的なコメント】
「例えば、マニュアルとか手順とかを誰か1人が先に書いてしまって、そのあと、それをみんなに守らせるというパターンが多いのですが、手順化というのは実は最終段階であるべきです。手順化するには、その前に力量の確保がなければならないし、さらにその前にその仕事の実現メカニズムがなければならないし、さらにその前にその仕事の目的が明確になっていなければならない。つまり、目的→実現メカニズム→力量の確保→手順化という流れです。このセッションで学んでいただくのは、この「目的」を高い納得感のもと、チームで決めるためのスキル・手法です」

MSのあるべき姿を探究する企画力を高めるワーク
本研修の最大にして最後の2時間ぶっ通しワークです。これは一度現在の組織の資源を最大限までストレッチさせてから、それを現状と比較し、今、組織にとって何が求められるか、自分がやるべきことは何かを考えるという手法です。やり方は、2人ペアになって、相互インタビューの形式で相手の考えたことを聞き取り、それを発表するというものです。インタビューは次のような問いの流れで進行します。
<貴社が提供できている価値は何か?
<今より資源が10倍以上あれば、どんな価値を提供できるか?
<10倍資源があって提供できた価値から考えると、今はどれくらいの提供価値か?
<現時点より1ポイントアップしたら、今と比べてどんな価値が提供できるか?
<その1ポイントアップのために必要な組織能力は何か?
<その組織能力はどんなMS要素(方針、システム、手順、能力、資源、知識、価値観、風土etc.)から具現化できるか?
<持つべき組織能力とMS要素と現状のMSとを比較するとどこが異なるか?
<1ポイント上げるために私が行うことは何か?

リフレクション
reflection.jpgこのあと、ISOファシリテーションを使ったMS推進手法が5つ紹介され、最後に「リフレクション」に入り、参加者全員が今回の研修を通じて感じたことを1人ずつ話して、閉会となりました。「ISO大嫌い」「実は全然期待せずに来た」「上司に言われて参加した」「ファシリテーションがどんなものか全く知らずに来た」など、参加動機はまちまちでしたが、最後はかなりの納得感を持ってお帰りになったのではないでしょうか。
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RIMG0006.jpgアイソス主催でISOファシリテーション合宿(講師:山上裕司氏、アシスタント:小熊孝氏)が本日から開催されました。参加者は14名です。これは昨春に開催したファシリテーションを使った内部監査研修(半日)のアンケート結果で、「もっと時間をかけて本格的に学びたい」というニーズが強かったことから、今回、一泊二日研修を企画したものです。

山上さんのマネジメントシステム(MS)の考え方はおもしろい。PDCAのうち、DoとCheckは活動領域なので手順でガチにやるものだが、PlanとActは人の思考の領域であり、そこは思考主体でゆるやかにやるべきだ。つまりシステムは非システムの視点(人間の視点)から改善しなければならない。だから、いったん人はMSから脱却・俯瞰して、改善する、それを安全に行うのがISOファシリテーションである、としています。

また、MS構築は、コンサルタントや研修機関など、教えてくれる人がいっぱいいるけど、MS推進については誰も教えてくれない。ISOファシリテーションでは、ここにフォーカスしている、とのこと。

RIMG0022.jpgミニ講義と参加者自らがファシリテーターとして活動するワークが交互進行する刺激的なセミナーです。ワークは参加者が3つのグループに分かれて行われました。初日のワークは、自己紹介を兼ねたアイスブレーク(ワールドカフェ)と4つのトライアルです。各トライアルのテーマは下記の通り。
トライアル1:思考プロセスの組み立て、構図。
トライアル2:発散・傾聴。
トライアル3:構造化による深耕。
トライアル4:合意を通じた共有。

RIMG0004.JPGトライアル4のワークが終了したあとの山上さん(写真左)のコメントが印象的でした。「合意を取るためにはどうすればよいのか。合意というのは、意見が異なる人たちの間で1つの結論を出すということです。結論を出すには、出すための判断基準が必要です。その判断基準はなにを元にして作られているかというと、目的からです。ですから、例えば内部監査であれば、どのような内部監査をしたいのかという目的がはっきりしていれば、それに基づいて、判断基準ができますので、その結果、例えば適合性監査でいくか、有効性監査でいくかと意見が分かれた場合、目的に基づいて結論を出せます。『役立つ内部監査をしたい』というのなら、たぶん『有効性監査』という方向で合意が得られることになるでしょう」
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アミタの取材を受ける

先日、廃棄物管理ソリューションと環境マーケティング支援を主事業とされているアミタエコブレーンという会社の取材を受けました。インタビューされた方のお一人は冒頭に「うちもかなりニッチですが、おたくはさらにもっと狭い所を狙った非常にマニアックなお仕事をされておられますね」と感心しておられ、私はこれを褒め言葉と受け取り、気持ちよくしゃべり始めました。

当日の取材内容はこちら
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