本当に欧州では盛り上がっているのか? 上妻義直さん(写真:上智大学経済学部教授)は、まったく逆だと言う。
「英国で最初にCFPラベルを付けた3社のうち、今も付けているのは、ウォーカーズというペプシコの子会社だけだ。なぜかというと、製品のCO2換算の計算に膨大なコストがかかるし、消費者からは「数字の意味が分からない」などのクレームが多かったからだ。経産省は2008年の夏くらいからCFP試行制度への取り組みを始めているが、その概算要求は2007年末から2008年始めくらいの間にやっているはず。ところが2008年2月には、EU内の産業界も消費者団体も、CFPラベルを表示することに強く反対していることがEUの報告書の中に出ている」(上妻)
上妻さんの言う通りだと、日本で始まった時、欧州では終わっていたことになる。国だから、経産省だから、正しい最新情報を提供してくれるとは限らない。役所が、自分の仕事の確保のためにやっていることもあるのだから。注意しなくては。自戒の念を込めて。
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