東京都を取材しました。平成23/24年度における東京都建設工事競争入札参加者は、平成23年4月1日時点で8,672者あり、このうち1,969者がISO 9001の認証を取得しています。取得率は22.7%です。東京都は建設業者をA、B、C、D、E、無格付けの6段階でランキングしています。「A」という最高位に格付けされた建設業者でも、ISO 9001の取得率は8割弱くらいです。「A」の建設業者は、ここ数年330〜360者くらいあるわけですが、この中の60〜80者くらいはISO 9001を取らずにランクAを維持しているわけですね。(詳細はアイソス4月号で)
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財団法人日本適合性認定協会(JAB)は1月27日付のプレスリリースで、2011年12月末時点での国内のISOマネジメントシステム認証組織件数を発表した。これは国内で活動するマネジメントシステム認証機関を対象にアンケート調査を行ったもので、 JABが4半期に1度実施しているものである。同調査には、JABから認定されていない認証機関も対象になっているので、JABがホームページなどで公表している適合組織件数 (JABから認定された認証機関により認証を受けた組織件数) とは件数に相違がある。
2010 年12月末時点での国内の認証件数を規格別に集計すると次のようになる。表記は、規格名、認証件数(内JAB適合件数)、前年同月の認証件数と増減数。MSはマネジメントシステムの略。
QMS: JIS Q 9001 (ISO 9001) 品質MS
50,089件(41,003件)、前年同月50,442件、▼353件
EMS: JIS Q 14001 (ISO 14001) 環境MS
26,196件(21,749件)、前年同月26,149件、△47件
ISMS: JIS Q 27001 (ISO/IEC 27001) 情報セキュリティMS
4,160件(67件)、前年同月3,818件、△342件
FSMS: ISO 22000 食品安全MS
618件(388件)、前年同月503件、△115件
AS-QMS: JIS Q 9100 航空宇宙品質MS
396件(343件)、前年同月346件、△50件
TL-QMS: TL 9000 電気通信品質MS
10件(10件)、前年同月9件、△1件
MD-QMS: JIS Q 13485 (ISO 13485) 医療機器品質MS
527件(200件)、前年同月438件、△89件
これをみると、品質MSがこの1年で353件減少しているほかは、すべてのMSが増加している。中でも情報セキュリティは元気がよく、前年より342件も増加している。
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ISO/TC 223(社会セキュリティ)で開発中のISO 22301(事業継続マネジメントシステム要求事項)の発行が予定より遅れそうです。これまでは2011年12月末までにISO中央事務局にFDIS提出、2012年2月にFDIS投票、4月にIS発行の予定でしたが、まだFDIS提出が行われておらず、よって、ISの発行予定も立っていません。ISO/TC 223国内委員会ではISの発行は今夏になるのではないかと予想しています。
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数年前、日本の多くの会社がインフルエンザ対策を講じました。インフルエンザで社員が会社を休んでも、別の社員が代行したり、別の班の社員がヘルプしたり、休む社員が多い場合は仕事量を縮小したり、他の事業所に応援を頼んだりといった対策を立てていました。
そういった会社が、昨年の東日本大震災で震度5前後で被災した時、ある会社は、点呼が取れなかったり、安否確認の仕組みが機能しなかったり、担当者が不在だと何もできなかったりしました。また、ある会社は、インフルエンザ対策の知恵を生かして、点呼を取ることができ、安否確認を完了しました。担当者が不在でも代行したり、ヘルプしたり、他から支援を受けたりしながら、仕事を続けることができました。
インフルエンザ対策を、今に生かせる会社とそうでない会社があります。
取材でそんなことが見えてきました。
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現在、国交省や東京都などに、公共工事発注側のISO認証に対する加点評価について取材をしている最中です。
客観的事項審査である経営事項審査(経審)で評価対象になるISO認証は、その企業の建設業を営むすべての営業所が認証範囲に含まれていなければなりません。本社だけで取っているとか、建設の仕事をしている営業所が1つでも認証範囲から抜けていたりすると、もう認められません。評価点数は全国一律で、ISO 9001、ISO 14001、それぞれ5点ずつです。
一方、公共工事を発注している地方自治体の中には、主観的事項の審査で、ISO認証を取得してさえすれば、認証範囲を問わずに加点評価するところもあります。評価点数は地方自治体によって異なりますし、評価をまったくしないところもあります。
このように、客観的事項審査と主観的事項審査とではかなり違いがあるのですが、特に変だと思うのは、ISO認証を二度評価する地方自治体があることです。経審で評価されたISO認証を、地方自治体がもう一度主観的に評価するわけです。同じ内容のものを二度も評価する必要があるのでしょうか? 経審のISO認証評価導入によって、逆に受発注者双方の業務負担が増えたのではないでしょうか?
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3.11対応について某マリコン(海洋土木・港湾施設建築工事を中心とする建設業者)を取材しました。東北地域の拠点に対する救援物資や資材・重機などの搬送には主に船舶を使ったといいます。一度に大量に運べるだけでなく、目的地まで地震による道路交通網の遮断などの障害を考えなくて済みます。関東地域からの搬送は、千葉の某港から出港するわけですが、原発事故の影響で、千葉までしか運搬しない業者もいます。江戸時代の廻船ルートのように、全国を結ぶ船舶輸送網が、この時に役立ったそうです。
建設業者は仕事上、無線機をよく使いますが、震災時には携帯電話がつながらないので、無線機も貴重な通信手段になりました。この教訓を生かし、無線機を大量に購入して常備数を増やすとともに、役員や部長クラスには衛星電話も常に携帯させるようにしたといいます。
こういった話を聞きますと、私のように事務系で主に屋内で働いている組織よりも、屋外の現場で働いている組織のほうが、やはり生きる術に長けていると思った次第です。
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「認証は体を張って阻止せよ」
ISO/TC223(社会セキュリティ)の国際会議が始まった時、同会議に出席する日本代表団に対して経団連が伝えたメッセージ。
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4月号で建設特集を予定しているので、2011年4月施行の新経審でISO 9001/14001認証が加点対象になったことが、どれだけ公共工事入札の業務効率化につながっているかを取材しようと国交省の建設業課に電話を入れてみましたら、一昨年取材対応していただいた好人物の若者はすでに転籍になっていて(だいたい3年くらいで異動があります)、新担当者からは「新経審施行後の取りまとめはまだやっていませんので、あれから進展はありません」という回答が返ってきました。
「取りまとめ」というのは、役所がよく使う言葉ですが、要は政策を計画し、施行するまでのPDはやったものの、まだその政策効果の検証(=取りまとめ)や見直しというCAはやっていないということです。このCAに、今後、建設業課長さんが関心を示してくれるかどうかですね。
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防災のことでご近所の人たちと雑談をしていたら、だいたいみんな同じような準備をしていることが分かった。例えば、断水になって、トイレの水がなくなったときのために、水を入れた2リットルのペットボトルを便器付近に備蓄しておくこと。
「実際、試してみたの」とある人が言う。大の用を足したあとに、ペットボトルを逆さにして流してみたが、なかなか流れなかったそうだ。「意外とむずかしいわよー」
「低い位置でやってもダメなんじゃない。もっと高く掲げて、滝のようにしてかけないと」と、身振りを付けて語る人もいる。
そばで聞いていたおじいさんが「ペットボトルの水を、タンクに入れればいいんじゃないですか?」と静かに言うと、みんな顔を見合わせて、ドッと笑った。私も、「そうかあ、その手があったか」と笑ったうちの一人。
ここで自称・トイレに詳しい人が、「タンクの水量は2リットルでは足りませんよ。節水タイプでも4リットルくらい使いますからね」と言ったので、笑いがサアーッと引いてしまった。「じゃあ、タンクに2リットルだけ入れて、実際流れるか試してみないといけませんねぇ」と別の方が言って、会議は解散となった
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ISO 50001 should not been considered first on certification, but to be more broadly understood and accepted based first on improving organizations' energy performance. To obtain the standard, it requires certain cost however the cost of appreciating the standard is free of charge open source, so it should be used on a common base.
「ISO 50001を認証云々だけで考えず、企業のエネルギーパフォーマンスを良くするための方法として、もっと広めていく必要があると思います。この規格は、規格購入費こそかかりますが、使用料はかからないオープンソースなのですから、みんなでどんどん共有して使えばいいのです」
2011年12月12日、アイソスの取材に対するKen Hamilton氏(ヒューレット・パッカード社・環境及びエネルギー担当ワールドワイドディレクター、ISO/TC242〈エネルギーマネジメント〉エキスパート)の発言から。
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正月、実家の母に電話を入れると、いつも贈った歳暮をほめてくれる。
昨年は洗剤の詰め合わせを贈った。
「あんたが贈ってくれたお歳暮。ちょうど洗剤が切れてたとこやったから、ほんま、すっごい嬉しかったわー。それに、液体洗剤とかいうの、生まれて初めてやねん。使わしてもらうでー」
一昨年は「暖か下着」を贈った。
「あんた、LLやないの。お母ちゃん、太ってるの、よお分かってるやない。もうー、ほんま、あったかいわー。今もはいてんねんけどな、足がポカポカして気持ちええいうたらないでー」
さらにその前はジャスコで買ったセーターを2枚贈った。
「ちょうど、こんな色、欲しかってん。めちゃめちゃ嬉しいわー。1枚はな、よそ行きに置いてあんねん。それでな、1枚は家で着るねん。これ着ると、買いもん行っても、平気平気。ぜんぜん寒ない」
長らく大病をわずらっていて、正月前に退院したばかり。
電話で病気のことを聞くと、
「もう、今はどこも痛ない。元気元気。毎日少しずつ良うなってる」
そう言って、すぐにまた私の話に戻す。
「この不景気に、東京みたいなとこで、よー仕事やってるなー。えらい、えらい」
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